クライアントアプリ作成について(4) – 審査提出

審査提出時に注意すべきこと

一つのAppleIDにつき一つのiTunesConnectにしかつなげない

開発前の準備でも書きましたが、一つのAppleIDはひとつのiTCにしか紐付けできません。 これはiTCにはチームという概念が無いためです。このため、個人用の開発アカウントなどで参加するとiTCにログインできず、複数のAppleIDをiTCとiDPで使い分けなければいけなくなります。そのため、専用のAppleIDで開発チームに参加することをお勧めします。

配布用の認証ファイル(cer)とProvisioningファイルの準備

配布用のファイルのアップロードや作成はAgentしかできません。 この作業をクライアントに依頼する場合は、 DeveloperとDistributioinのタブの切り替えがうまくいっていないことが多いようです。シトロエンC3の場合、認証ファイルのアップロードとProvisioningの作成の両方で タブの切り替えがうまくいっていませんでした。

SKU Number/アプリ名称は一意であること(削除してもダメ)

アプリを審査に出すときの、SKU Numberとアプリ名称は一意である必要があります。 この情報はアプリケーションを削除しても残るので、同じ名称のアプリは登録できません。 (表示上のアプリ名称はローカライズ時に任意のものが指定できるので、 同じ名称も登録できると思います。)

SKU Numberは一意の英数字を指定する必要がありますが、シトロエンC3の場合は、XXXX02YYとしました。XXXX01YYは誤って削除してしまいました。
XXXXという会社がn番目に出したYYYYというアプリの様に、[社名略称][連番][アプリ略称]とか、[社名略称][アプリ略称][連番]とかを基準にしとくといいんじゃないでしょうか?

AvailabilityDateの設定の仕方

AvailabilityDateは比較的先の日付を指定しておくほうがいいでしょう。 審査通過後に当日の日付に変更して公開したほうがいいでしょう。 AvailabilityDateよりも後に審査が通ると、すでにリリースされた状態になってしまい、 ニューリリース等から落ちることになります。
※AvailabilityDateは米国時間が基準になるようなので、 昼間に即日公開したい場合などは前日の日付を指定するといいでしょう。

デフォルト言語

デフォルトの言語と販売者名は一度設定したら二度と変更できません。 なので、デフォルトの言語はよっぽどの事情が無い限り英語にしておいた方がいいでしょう。 アプリを世界中のAppStoreに向けて販売する際、ローカリゼーションに対応していない言語のStore(台湾とかギリシャとか)ではデフォルトの言語が採用されてしまいます。 なので、デフォルトの言語は英語にするものを覚えていておいていいと思います。

デフォルト言語を英語にして、日本語だけで配布する

デフォルト言語が英語の場合でも、英語版を用意しなければいけないわけではありません。 アプリの名称や説明に日本語を入力し、アプリを追加することができます。 その後、販売するAppStoreを日本だけに限定し、日本語のローカライズ版を用意します。 もしかすると、情報を日本語で入力しただけでローカライズせずに世界向けに販売することも可能かもしれません。

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